市川のジャンボ餃子 ひさご亭 は餃子だけじゃない!
2016/12/21
千葉県、市川市民のソウルフード「ジャンボ餃子」を提供する、ひさご亭。
この界隈で知らないヤツはモグリとさえ言われてしまう程の超人気店だ。
そんな、ひさご亭の魅力を伝えたい。
伝われ。
中華料理 ひさご亭 大野店
めっちゃナナメってる電柱が目の前にあったりしちゃって、年季の入ったイイ感じの外観の中華料理屋が、「ひさご亭 大野店」だ。
「大野店」と付いているが、現在、ひさご亭はこの店舗しか無い。
以前は、市川駅前にも存在したのだが、駅前再開発に伴い閉店。
アクセスがクッッッッソ悪い大野店のみになってしまったのだ。
それでも、ジャンボ餃子中毒者がやって来る。
雨にも関わらず、この日も開店前から行列ができていた。
ジャンボ餃子
ひさご亭のオススメメニューと行ったら、やはり餃子。
これを食べなきゃ来た意味が無い。
絶対注文しよう。
ギャバンと比べて、そのサイズがおわかり戴けるだろうか?
ここの餃子はデカいのだ。
コンビニおにぎり大の餃子が6個で一人前。
800円。
以前はもっと安かったのだが、ここ10年程で値段が爆上げ。
世知辛い世の中ですな。
餃子の中には、なんか甘い餡がぎっしり。
そう、ひさご亭の餃子は、なんか甘いのだ。
この餃子に対して、餃子ファンの意見は分かれると思う。
かく言う私は、別に餃子が好きな訳でもないのだが、ここの餃子は大好物。
何故なら、これは「餃子」ではなく、「ひさご亭の餃子」という食べ物だからだ。
備え付け調味料の醤油、酢、ラー油、辛い粉で餃子のタレを作り、この甘い餡に吸わせて食べた時そこにはもう、ひさご亭中毒者が。
チャーメン
ひさご亭はB級グルメガイドなどでも結構紹介されており、目にした事がある方も多いのではなかろうか。
そのようなガイドでは大抵、ジャンボ餃子と共にタンメンが紹介されているが、ハッキリ言ってそれは罠。
ひさご亭のラーメンは正直アレだ。※個人の感想です。
ガイド本に騙されて、タンメンを食べ、ひさご亭を評価してほしくは無い。
では何を頼めば良いのか。
チャーメンだ。
この写真を見てもらって、言いたい事はわかる。
私も初めて頼んだ時に、正直「やっちまった...」と思った。
モヤシと麺だけ。
これで、お値段なんと800円!!!
マジかよ!
ハッキリ言ってバカ高である。
だが、このチャーメンにも餃子同様...いや、餃子との相乗効果で倍ギメ状態になってしまう中毒性があるのだ。
ビジュアルからでは味が想像出来ないと思うが、チャーメンは、なんか酸っぱい。
めっちゃ酸っぱいワケではなく、なんか酸っぱい。
酸っぱい物があまり得意ではない私が難なく、むしろ好んで食べられる程度の酸っぱさだ。
この酸味が濃い味の餃子を食して行く中での涼風となり、餃子、チャーメン双方の食を進ませる。
一度食べたら、もう後戻りは出来ない。
多福感に包まれた脳はこの味を忘れる事ができず、万難を廃してでも、またひさご亭へと向い、1600円という大金を易々と差し出す身体になってしまう事は間違いない。
ひさご亭のジャンボ餃子とチャーメンには、それほどの魔力が宿っているのだ。
ちなみに、店内は常に混み合っているので、到着には少々時間がかかる。
そんな時は、車だん吉のサインでも見てまったり待とう。